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Random Thoughts on BJJ, Pro Wrestling, MMA, etc.
Wednesday, December 17, 2003
エディ・マーク(えこひいき)
(もう遅いんだが)先週のSmackdownのロス・ゲレロスvsハス&ベンジャミンはイイ試合だったなあ。ロス・ゲレロスを最高のタッグチームだと思っている俺にとって、彼らがゆっくりゆっくり解体してゆく今のアングルは気に食わないものなんだけど、でもそれを使って今回みたいな試合を見せてくれるなら文句は言いにくい。
いやこの試合、別にものすごいカウント2.9の攻防があったとか、ウルトラC級の技が連発されたわけじゃないんだよ。でも、観客を引き付け続ける微妙なタッグプロレス芸がいっぱい詰まってた。で、同時にゲレロスは「二人はいつ仲間割れをはじめるのか?」という(これまた微妙な)緊張感を試合中ずーっとうまく維持し続けた。よって、微妙×微妙の、まさに職人芸的な味のある試合(マニアもカジュアルファンも両方引き付けるよーなやつ)ができあがったという感じ。
特に俺が気に入ったのは、ピンチに陥ったチャボが必死にコーナーのエディにタッチを求める場面。この種のシーンは当然タッグマッチの基礎中の基礎なわけだけど、今の二人の仲だと、コーナーから手を差し伸べるエディがいつチャボを見捨てるか分からないのでつい見入ってしまう(って、そんなん俺みたいなエディ・マークだけかも知れんが)。で、さらにここにエディ独特のひねりが加わる。エディはタッグロープの位置をわざとずらして、レフェリーにそれを直させる、で、その間に巧みにリングに乱入し、さらにチャボを自分のコーナーに引っ張って来てタッチ成立・・・と思いきや、その瞬間レフェリーは逆にハスに引き付けられていてタッチは認められず・・・。なにげないシーンに、二重三重のツイストがかかってるんだよね。
この試合には他にも、多くのWWEの試合とはひと味違う、俺の好きなテイストがいろいろ混ざってた。いつものゲレロスのタッチワークの妙は当然見られたし、序盤でもただ殴り合いから攻防を始めるのでなく、力の入った手四つの攻防やってくれたり。また、チャボの膝&エディの腕(いや、これはマジの怪我という噂もあるが)という負傷箇所を相手が集中攻撃という、オーソドックスな試合のロジックも見事に貫かれていた。これはゲレロスより、多彩でしっかりした固め技やソツのないコンビネーションを持っているハス&ベンジャミンの能力を誉めるべきでしょ。
で終盤、「自分が目立ちたい」チャボがエディのフロッグスプラッシュを使って、(それをしっかりアナウンサーが「エディの技をチャボが盗んだぞ!」的に煽って)、やはり仲間割れか? 的な緊張感を再び匂わせておいて、さらに同士打ち。それも結局許容したエディが、最後に絶妙の「cheat to win」なテクを爆発させるという。必殺技で決まるんじゃなく、セコいこと極まりない方法で終わるトコもこの試合にふさわしい。エディ勝ったし、たまりません。
いや、上で書いた以外にも、オーソドックスに「うまいなあ」「見事だなあ」というちっちゃなポイントはいっぱいあったんだよね(わざわざこの短文書くために試合見直したからね)。こういう試合こそ、プロレスの最高の教科書じゃないのかな?
いやこの試合、別にものすごいカウント2.9の攻防があったとか、ウルトラC級の技が連発されたわけじゃないんだよ。でも、観客を引き付け続ける微妙なタッグプロレス芸がいっぱい詰まってた。で、同時にゲレロスは「二人はいつ仲間割れをはじめるのか?」という(これまた微妙な)緊張感を試合中ずーっとうまく維持し続けた。よって、微妙×微妙の、まさに職人芸的な味のある試合(マニアもカジュアルファンも両方引き付けるよーなやつ)ができあがったという感じ。
特に俺が気に入ったのは、ピンチに陥ったチャボが必死にコーナーのエディにタッチを求める場面。この種のシーンは当然タッグマッチの基礎中の基礎なわけだけど、今の二人の仲だと、コーナーから手を差し伸べるエディがいつチャボを見捨てるか分からないのでつい見入ってしまう(って、そんなん俺みたいなエディ・マークだけかも知れんが)。で、さらにここにエディ独特のひねりが加わる。エディはタッグロープの位置をわざとずらして、レフェリーにそれを直させる、で、その間に巧みにリングに乱入し、さらにチャボを自分のコーナーに引っ張って来てタッチ成立・・・と思いきや、その瞬間レフェリーは逆にハスに引き付けられていてタッチは認められず・・・。なにげないシーンに、二重三重のツイストがかかってるんだよね。
この試合には他にも、多くのWWEの試合とはひと味違う、俺の好きなテイストがいろいろ混ざってた。いつものゲレロスのタッチワークの妙は当然見られたし、序盤でもただ殴り合いから攻防を始めるのでなく、力の入った手四つの攻防やってくれたり。また、チャボの膝&エディの腕(いや、これはマジの怪我という噂もあるが)という負傷箇所を相手が集中攻撃という、オーソドックスな試合のロジックも見事に貫かれていた。これはゲレロスより、多彩でしっかりした固め技やソツのないコンビネーションを持っているハス&ベンジャミンの能力を誉めるべきでしょ。
で終盤、「自分が目立ちたい」チャボがエディのフロッグスプラッシュを使って、(それをしっかりアナウンサーが「エディの技をチャボが盗んだぞ!」的に煽って)、やはり仲間割れか? 的な緊張感を再び匂わせておいて、さらに同士打ち。それも結局許容したエディが、最後に絶妙の「cheat to win」なテクを爆発させるという。必殺技で決まるんじゃなく、セコいこと極まりない方法で終わるトコもこの試合にふさわしい。エディ勝ったし、たまりません。
いや、上で書いた以外にも、オーソドックスに「うまいなあ」「見事だなあ」というちっちゃなポイントはいっぱいあったんだよね(わざわざこの短文書くために試合見直したからね)。こういう試合こそ、プロレスの最高の教科書じゃないのかな?