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Random Thoughts on BJJ, Pro Wrestling, MMA, etc.
Thursday, December 18, 2003
マチャド大会外伝
はい、長々自分のことばっか書き続けたこの大会参戦記。最後は俺以外の勇者たちの戦いの模様の記録で。
まず、今回文句無しに一番のインパクトを残したのは、主に東を主戦場にして旋風を巻き起こしている紫帯、マイク・フォウラーの南カリフォルニア本格デビューでしょう。彼、前に俺がNHB NEWSで報告したこともある、一見ものすごくインチキ臭い「誰でも3年半で柔術黒帯に!」プログラム、Grappling Blueprintの被験者なんだけど、まじ凄いわ。
髪をヒョウの毛皮みたいに染めたこのマイク君、(俺がぼろぼろに負けた)一週間前のUS Nationals にも出てた。そこで、自分の階級(レーヴィ)を問題なく制覇し、さらに無差別級でも、決勝で、190cm 100kg超級でいつも勝ってる某選手(俺は青帯時代に無謀にもこいつと試合して、腕を破壊されたことがあったりする)から三角でアドヴァンを取って優勝。すごひ。彼レーヴィ級(160lb以下の)っても、背は一階級下の俺より低いし、たぶん155lbくらいしかないと思う。でも上からも下からも上手い。特にハーフガードから一気に三角に入る動きが見事。脇を差された状態から、あっという間に三角&コムロックの複合技に持ってっちゃうんだよね。
で、この驚異のマイク君、そのままロスに滞在したらしくて、一週間後のこのマチャド大会にも出てきた。第一日目のギあり柔術の部、またまた問題なく紫帯レーヴィ級を優勝。その後無差別級にも当然のよーにエントリー。自分よりでかいのを二人あっさり倒して決勝へ。そこで待っていたのは、準決勝で意味不明な東洋人(って、俺なんですけどね)をアキレスで一蹴したハレク・グレイシー!
いや、この二人の試合がもー凄まじかった。マイクはマジでハレクより20cmくらいちっちゃいし、体重も二階級は違う。なのに試合開始後すぐ、マイクがバタフライからあっさりハレクをスイープして先制し、さらにパスでリードを広げる。でも、そこからハレクもスイープを返して、すかさず必殺グレイシーアキレス! これがかなりかなりキツく入って、マイクの顔も痛みにゆがんだから終わりかと思いきや、耐えぬいた末に執念でエスケープ! 周りからは大歓声が(うーん、数秒でタップしたどっかの誰かとは大違いだ・・・しかしなんであんな痛い技を耐えられるんだ? ちなみに、このアキレスのダメージで、マイクは翌日のギ無しの部の欠場を余儀無くされる)。そこから上を取ったマイクは、またまたパスを決めて点差を広げるも、ハレクも体勢を戻してスイープで上を取りかえす。まさに両者アグレッシブでノンストップな攻防。
このあたりから、体重に勝るハレクがグレイシー一族特有(?)の驚異のスタミナを発揮し出して、大攻勢を開始。ほとんどパスしてキムラから十字への怒濤の連係。完全に腕が伸び切ったのに、あきらめずに回転し、脱出するマイク! うおーなにもんだコイツ。腕折れるの恐くないのか?? で、今度はマイクが下から十字狙い(一瞬で形に入るんだよなコレが)。でも場外。ブレイクなのに、上からニーオンをかまして威嚇するハレク・・・厳密には良くないことだが、ギャラリーみんな熱狂。俺は(自分もこの面子に混じって闘ってたことなどすっかり忘れ)ぴょんぴょん飛んで喜んでいた。しかし、グレイシーの血ってやっぱすげえわ・・・17、8才の子供だけど、猛獣だよ。
再開。残り時間少なし。引き込んでハーフでひたすら守るマイクに対し、攻撃モード全開のハレクは問答無用とばかりに十字に。またもや腕が伸び切ったかに見えたけど、マイクが耐えに耐えてなんとか逃げ切ったところでタイムアップ。前半でポイントを稼いだマイクの勝利。試合後二人ともぶっ倒れてる。すげえ。すさまじすぎるこの二人。正直、とても同じ紫帯とは思えん・・・謙遜でもなんでもなく、優勝&準優勝のこの二人と、(一応)三位の俺との落差ってのはすごいものがあるなりよ。
この日は、ハレクの兄のヒーロンとか、アルベルト・クレーンの黒帯スーパーファイトもあったんだけど、この紫帯同士の決勝戦が全てを持ってっちゃったって感じ。英語の柔術掲示板でも、この試合は(黒帯の試合も含めて)数年に一度の名勝負だったという声多し。二人とも今後要注目だよ。
---
さて、それ以外の、知り合いの日本人選手達の試合をざっと。今回の注目は、Demolitionでも活躍してるプロファイター、ゆうたろうくんの参戦。とんでもなく男前で、気さくでいつもにこにこしていて、さわやかな彼。ギあり経験は一週間とのことなので、プロファイターなのに(笑)初日は白帯で参加。わざわざ自分より一つ重い階級に出て、最初の二試合は余裕の試合はこびで楽勝。準決勝でかなり高いレベルの相手と当たって、ギを掴まれて苦戦するも最後にアドヴァン奪って勝利。でもかなりスタミナ使っちゃったところで、決勝で待ってたのは「なんでお前が白帯なんだよ。青でも十分優勝狙えるだろ」的なやつ。ギを使った投げなど、慣れない攻撃でポイントを奪われて準優勝。
ギ無しの翌日は上級者の部に登場(やっぱり自分より重い階級で)。ランデルマン風のマッチョレスラーと息詰まるテイクダウンの攻防の末、延長(だったかな?)で惜しくもポイントを取られて敗退。でもこのランデルマン、結局圧倒的に優勝してた。それ考えても、ゆうたろうくん、さすがプロという試合ぶりでした。今後の華やかな舞台での飛躍に期待だなー。それにしても、やっぱレスリングができる人はカッコよくていいなあ(いや、レスリングとかそーゆー問題ではないか)。
また、このゆうたろうくんに宿を提供してる、ビバ柔の新鋭、カズ君も先週に続いて参加してた。自分の部と無差別級。まだはじめたばっかなのに、どんどん試合をこなす心意気がいい。これからもがんがん出てほしい。
あと、我がグラエロのオリジナルメンバーとしては、とにかくいろんな人といろんなルールで試合をしてる、南カリフォルニア格闘技界の生き証人、ケイさんがギ無しの部で参戦。No Fearな人なので、迷わず上級者の部(ウエイト調整ゼロ)。で、自分より二回りくらいでかいKOTC常連のブライアン・ウォーレンと当たって、お互い飛んだり回転したりして、やたら周りにウケている(笑)。最後は体重差で潰された形になったけど、よくまーあんな相手に思い切ったことできるもんだ。さらにもうひとつ、マチャドの茶帯の人と当たって、これは真面目に向こうの猛攻を凌いで、ヒールを極めかける大健闘。ポイントで負けたけど満足そう。てか、ちゃんとやればそのくらいできて当たり前の実力を持ってる人なんだけど。
さらには、数回前にも触れたグラエロの盟主、Max Jiujitsu も、前日に続いてギ無しにも上級者の部で参戦。てか、前日のギの部で右手薬指を脱臼しただけでなく、俺がアキレスで両足を力の限り締め上げたのに、平気で歩いてるのでなんか悔しかったりして。Maxの最初の試合のマスターの部で、相手は同門にして茶帯の鉄人デールさん。俺が試合をしてる最中にはじまったみたいで、俺は自分の試合もそこそこに駆け付けると、上になったり下になったり、一進一退の熱闘をやってる。おおすげえ、と思いつつポイントを確認すると、どーもMaxが負けてるみたいなので、「パスだパスだ!」とケイさんと一緒に懸命に声を張り上げて応援。Maxも必死の形相で反撃するも、守りを崩せず無念のタイムアップ・・・あー惜しい! しかしイイ試合だったなあ・・・ふー。
と思っていたら、後で本人に聞いたら何と、この試合は「UWF」だったとのこと。よーするに、デールさんとは仲間同士なので、事前に話し合って、いつもの練習と同じく、お互い動くスパーリングをやってただけだそう。で、なんとなく暗黙の了解で、大先輩のデールさんが勝つことは決まっていた、と。って、これ端的に言えばヤオやんけ! ぐわーダマされた。俺たちあんなに必死で声援してたのに・・・。Maxいわく
「いやー、(試合中)ひねリン達が一生懸命応援してくれてて嬉しかったよ」(註:応援した仲間意識が嬉しかったのではなくて、すっかりダマされてたことが嬉しかったに違いない)
みなさん、今度錦糸町に道場を開くこの男は、こんなヤオ野郎です。御注意ください。しかし俺、自分のヤオガチ判定眼にはけっこう自信があったっつーか、リングスでもプライドでも、たいていの試合は見抜けてるつもりだったのだが。なのに、こんなに近くで観てた試合にコロっと騙されるとは・・・不覚。
それはともかく、その次のアダルトの部でMaxは、普通にレベルの高い上級者の選手(この大会の上級者の部に出る選手ってのは、プロかそれに遜色ないレベルの選手ばかり)と、普通に一進一退のレベルの高い試合をしてた。当然こんどは真剣勝負で(笑)。で、終盤は足の取り合いになって、またもや痛めている足をアキレスに取られるも、逆にアンクルで返してお互いほぼ極まってるよーな状態でごろごろ。Maxが絶対タップしないだろうことは、表情からも透けて見えた。いや、ホント心強いな。前はここまで強くはなかったと思う。負けず嫌いではあったが。結局最後、バックポイントを奪えば逆転勝ちという場面で、フックを入れ切れず(点差がよく把握できてなかったみたい)僅差で敗退。でも俺は「いろいろあったアメリカ修行の最後で、とうとうこのレベルまで来たか」って思ったよ。
日本人以外の友人としては(ちなみにうちのお気楽道場勢は、いつものよーにほとんど出てなかった。てか、大部分の奴が大会あったことすら知らず。俺は常に一人で勝手に出てます)、以前観戦記ネットのコラムで書いたKOTCファイター、ジョー・カマチョが上級者マスターの部で準優勝。準決勝では、相手のテイクダウンを全部封じてレスリングの上達が見えた。これは好材料。うん倒されさえしなけりゃ、次のKOTCでのジュリアーノとの再戦も返討ちにできるはず。そうしたら、念願のタイトル戦が待っている! 行け行け行け行け行けーーー!!
あと書いとく価値がありそーなのとして、俺が去年青帯の部で当たって、かなり一方的にやられた(俺はいろんな強い人に負けてるから)ナム・ファンが上級者アダルトで準優勝してた。レスリングベースでめちゃ力が強いけど、飛び付き三角や足関節等もがんがん仕掛ける、アグレッシブかつオールラウンドな選手。たいていの大会で会うし、常に上位進出してる。てか柔術青帯の部でもう五回は優勝してるし、60人以上参加した今年のパンナムのアダルト青ペナでも準優勝。なのにまだ青帯(んなのありかよ)。今回話したら、NHBでももう6勝1敗だそう。「いつの日か、UFCに出たいと思ってるんだ。夢なんだよ」だって。いや、奴なら実現させるかもしれない。東洋系(ベトナムかな?)で、めちゃさわやかな風貌&性格の彼、そのうち日本にも登場するかもよ?
---
んな感じで、さすがに書きたいことは書き尽くしたかな。これで、6回に渡った長ーいマチャド大会参戦記はよーやく終了です。参戦記って自分の反省にもなるし、書くの好きなんですよね。でも、観戦記ネットに「ぜひ皆様読んで下さい」と公開にするには個人的すぎることが多かったり、細かいことでも書き残したいことがいっぱいあって、長くなりすぎたりもする。だからま、こーゆー個人的なブログに、「ヒマな人は読みに来てくれ」的な形で書くにはちょーどいいコンテンツじゃないかな、なんて思ったりもしとります。
まず、今回文句無しに一番のインパクトを残したのは、主に東を主戦場にして旋風を巻き起こしている紫帯、マイク・フォウラーの南カリフォルニア本格デビューでしょう。彼、前に俺がNHB NEWSで報告したこともある、一見ものすごくインチキ臭い「誰でも3年半で柔術黒帯に!」プログラム、Grappling Blueprintの被験者なんだけど、まじ凄いわ。
髪をヒョウの毛皮みたいに染めたこのマイク君、(俺がぼろぼろに負けた)一週間前のUS Nationals にも出てた。そこで、自分の階級(レーヴィ)を問題なく制覇し、さらに無差別級でも、決勝で、190cm 100kg超級でいつも勝ってる某選手(俺は青帯時代に無謀にもこいつと試合して、腕を破壊されたことがあったりする)から三角でアドヴァンを取って優勝。すごひ。彼レーヴィ級(160lb以下の)っても、背は一階級下の俺より低いし、たぶん155lbくらいしかないと思う。でも上からも下からも上手い。特にハーフガードから一気に三角に入る動きが見事。脇を差された状態から、あっという間に三角&コムロックの複合技に持ってっちゃうんだよね。
で、この驚異のマイク君、そのままロスに滞在したらしくて、一週間後のこのマチャド大会にも出てきた。第一日目のギあり柔術の部、またまた問題なく紫帯レーヴィ級を優勝。その後無差別級にも当然のよーにエントリー。自分よりでかいのを二人あっさり倒して決勝へ。そこで待っていたのは、準決勝で意味不明な東洋人(って、俺なんですけどね)をアキレスで一蹴したハレク・グレイシー!
いや、この二人の試合がもー凄まじかった。マイクはマジでハレクより20cmくらいちっちゃいし、体重も二階級は違う。なのに試合開始後すぐ、マイクがバタフライからあっさりハレクをスイープして先制し、さらにパスでリードを広げる。でも、そこからハレクもスイープを返して、すかさず必殺グレイシーアキレス! これがかなりかなりキツく入って、マイクの顔も痛みにゆがんだから終わりかと思いきや、耐えぬいた末に執念でエスケープ! 周りからは大歓声が(うーん、数秒でタップしたどっかの誰かとは大違いだ・・・しかしなんであんな痛い技を耐えられるんだ? ちなみに、このアキレスのダメージで、マイクは翌日のギ無しの部の欠場を余儀無くされる)。そこから上を取ったマイクは、またまたパスを決めて点差を広げるも、ハレクも体勢を戻してスイープで上を取りかえす。まさに両者アグレッシブでノンストップな攻防。
このあたりから、体重に勝るハレクがグレイシー一族特有(?)の驚異のスタミナを発揮し出して、大攻勢を開始。ほとんどパスしてキムラから十字への怒濤の連係。完全に腕が伸び切ったのに、あきらめずに回転し、脱出するマイク! うおーなにもんだコイツ。腕折れるの恐くないのか?? で、今度はマイクが下から十字狙い(一瞬で形に入るんだよなコレが)。でも場外。ブレイクなのに、上からニーオンをかまして威嚇するハレク・・・厳密には良くないことだが、ギャラリーみんな熱狂。俺は(自分もこの面子に混じって闘ってたことなどすっかり忘れ)ぴょんぴょん飛んで喜んでいた。しかし、グレイシーの血ってやっぱすげえわ・・・17、8才の子供だけど、猛獣だよ。
再開。残り時間少なし。引き込んでハーフでひたすら守るマイクに対し、攻撃モード全開のハレクは問答無用とばかりに十字に。またもや腕が伸び切ったかに見えたけど、マイクが耐えに耐えてなんとか逃げ切ったところでタイムアップ。前半でポイントを稼いだマイクの勝利。試合後二人ともぶっ倒れてる。すげえ。すさまじすぎるこの二人。正直、とても同じ紫帯とは思えん・・・謙遜でもなんでもなく、優勝&準優勝のこの二人と、(一応)三位の俺との落差ってのはすごいものがあるなりよ。
この日は、ハレクの兄のヒーロンとか、アルベルト・クレーンの黒帯スーパーファイトもあったんだけど、この紫帯同士の決勝戦が全てを持ってっちゃったって感じ。英語の柔術掲示板でも、この試合は(黒帯の試合も含めて)数年に一度の名勝負だったという声多し。二人とも今後要注目だよ。
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さて、それ以外の、知り合いの日本人選手達の試合をざっと。今回の注目は、Demolitionでも活躍してるプロファイター、ゆうたろうくんの参戦。とんでもなく男前で、気さくでいつもにこにこしていて、さわやかな彼。ギあり経験は一週間とのことなので、プロファイターなのに(笑)初日は白帯で参加。わざわざ自分より一つ重い階級に出て、最初の二試合は余裕の試合はこびで楽勝。準決勝でかなり高いレベルの相手と当たって、ギを掴まれて苦戦するも最後にアドヴァン奪って勝利。でもかなりスタミナ使っちゃったところで、決勝で待ってたのは「なんでお前が白帯なんだよ。青でも十分優勝狙えるだろ」的なやつ。ギを使った投げなど、慣れない攻撃でポイントを奪われて準優勝。
ギ無しの翌日は上級者の部に登場(やっぱり自分より重い階級で)。ランデルマン風のマッチョレスラーと息詰まるテイクダウンの攻防の末、延長(だったかな?)で惜しくもポイントを取られて敗退。でもこのランデルマン、結局圧倒的に優勝してた。それ考えても、ゆうたろうくん、さすがプロという試合ぶりでした。今後の華やかな舞台での飛躍に期待だなー。それにしても、やっぱレスリングができる人はカッコよくていいなあ(いや、レスリングとかそーゆー問題ではないか)。
また、このゆうたろうくんに宿を提供してる、ビバ柔の新鋭、カズ君も先週に続いて参加してた。自分の部と無差別級。まだはじめたばっかなのに、どんどん試合をこなす心意気がいい。これからもがんがん出てほしい。
あと、我がグラエロのオリジナルメンバーとしては、とにかくいろんな人といろんなルールで試合をしてる、南カリフォルニア格闘技界の生き証人、ケイさんがギ無しの部で参戦。No Fearな人なので、迷わず上級者の部(ウエイト調整ゼロ)。で、自分より二回りくらいでかいKOTC常連のブライアン・ウォーレンと当たって、お互い飛んだり回転したりして、やたら周りにウケている(笑)。最後は体重差で潰された形になったけど、よくまーあんな相手に思い切ったことできるもんだ。さらにもうひとつ、マチャドの茶帯の人と当たって、これは真面目に向こうの猛攻を凌いで、ヒールを極めかける大健闘。ポイントで負けたけど満足そう。てか、ちゃんとやればそのくらいできて当たり前の実力を持ってる人なんだけど。
さらには、数回前にも触れたグラエロの盟主、Max Jiujitsu も、前日に続いてギ無しにも上級者の部で参戦。てか、前日のギの部で右手薬指を脱臼しただけでなく、俺がアキレスで両足を力の限り締め上げたのに、平気で歩いてるのでなんか悔しかったりして。Maxの最初の試合のマスターの部で、相手は同門にして茶帯の鉄人デールさん。俺が試合をしてる最中にはじまったみたいで、俺は自分の試合もそこそこに駆け付けると、上になったり下になったり、一進一退の熱闘をやってる。おおすげえ、と思いつつポイントを確認すると、どーもMaxが負けてるみたいなので、「パスだパスだ!」とケイさんと一緒に懸命に声を張り上げて応援。Maxも必死の形相で反撃するも、守りを崩せず無念のタイムアップ・・・あー惜しい! しかしイイ試合だったなあ・・・ふー。
と思っていたら、後で本人に聞いたら何と、この試合は「UWF」だったとのこと。よーするに、デールさんとは仲間同士なので、事前に話し合って、いつもの練習と同じく、お互い動くスパーリングをやってただけだそう。で、なんとなく暗黙の了解で、大先輩のデールさんが勝つことは決まっていた、と。って、これ端的に言えばヤオやんけ! ぐわーダマされた。俺たちあんなに必死で声援してたのに・・・。Maxいわく
「いやー、(試合中)ひねリン達が一生懸命応援してくれてて嬉しかったよ」(註:応援した仲間意識が嬉しかったのではなくて、すっかりダマされてたことが嬉しかったに違いない)
みなさん、今度錦糸町に道場を開くこの男は、こんなヤオ野郎です。御注意ください。しかし俺、自分のヤオガチ判定眼にはけっこう自信があったっつーか、リングスでもプライドでも、たいていの試合は見抜けてるつもりだったのだが。なのに、こんなに近くで観てた試合にコロっと騙されるとは・・・不覚。
それはともかく、その次のアダルトの部でMaxは、普通にレベルの高い上級者の選手(この大会の上級者の部に出る選手ってのは、プロかそれに遜色ないレベルの選手ばかり)と、普通に一進一退のレベルの高い試合をしてた。当然こんどは真剣勝負で(笑)。で、終盤は足の取り合いになって、またもや痛めている足をアキレスに取られるも、逆にアンクルで返してお互いほぼ極まってるよーな状態でごろごろ。Maxが絶対タップしないだろうことは、表情からも透けて見えた。いや、ホント心強いな。前はここまで強くはなかったと思う。負けず嫌いではあったが。結局最後、バックポイントを奪えば逆転勝ちという場面で、フックを入れ切れず(点差がよく把握できてなかったみたい)僅差で敗退。でも俺は「いろいろあったアメリカ修行の最後で、とうとうこのレベルまで来たか」って思ったよ。
日本人以外の友人としては(ちなみにうちのお気楽道場勢は、いつものよーにほとんど出てなかった。てか、大部分の奴が大会あったことすら知らず。俺は常に一人で勝手に出てます)、以前観戦記ネットのコラムで書いたKOTCファイター、ジョー・カマチョが上級者マスターの部で準優勝。準決勝では、相手のテイクダウンを全部封じてレスリングの上達が見えた。これは好材料。うん倒されさえしなけりゃ、次のKOTCでのジュリアーノとの再戦も返討ちにできるはず。そうしたら、念願のタイトル戦が待っている! 行け行け行け行け行けーーー!!
あと書いとく価値がありそーなのとして、俺が去年青帯の部で当たって、かなり一方的にやられた(俺はいろんな強い人に負けてるから)ナム・ファンが上級者アダルトで準優勝してた。レスリングベースでめちゃ力が強いけど、飛び付き三角や足関節等もがんがん仕掛ける、アグレッシブかつオールラウンドな選手。たいていの大会で会うし、常に上位進出してる。てか柔術青帯の部でもう五回は優勝してるし、60人以上参加した今年のパンナムのアダルト青ペナでも準優勝。なのにまだ青帯(んなのありかよ)。今回話したら、NHBでももう6勝1敗だそう。「いつの日か、UFCに出たいと思ってるんだ。夢なんだよ」だって。いや、奴なら実現させるかもしれない。東洋系(ベトナムかな?)で、めちゃさわやかな風貌&性格の彼、そのうち日本にも登場するかもよ?
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んな感じで、さすがに書きたいことは書き尽くしたかな。これで、6回に渡った長ーいマチャド大会参戦記はよーやく終了です。参戦記って自分の反省にもなるし、書くの好きなんですよね。でも、観戦記ネットに「ぜひ皆様読んで下さい」と公開にするには個人的すぎることが多かったり、細かいことでも書き残したいことがいっぱいあって、長くなりすぎたりもする。だからま、こーゆー個人的なブログに、「ヒマな人は読みに来てくれ」的な形で書くにはちょーどいいコンテンツじゃないかな、なんて思ったりもしとります。