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Random Thoughts on BJJ, Pro Wrestling, MMA, etc.

Tuesday, December 23, 2003

柔術小ネタ(なのになぜこんなに長びく?) 

http://www.grappletv.com/videos/JSilva.wmv

柔術界のごく一部で議論を呼んでいる話題。先週CAで行われたブラックベルトチャレンジという黒帯マッチだけの柔術大会での、Joao Silva vs Jared Weinerのフィニッシュシーン。

地力に勝るJaredがそれまでリードしてたんだが、土壇場でJoaoがアキレスの体勢に。アキレスとゆーよりは、ヒールみたいに膝がネジまがったので、Jaredの方がセコンドにそれを訴えてたら、レフェリーが試合を止めてJoaoの勝ちにしてしまった、とのことみたい。当然Jaredは怒り心頭。

この大会の正確なルールは知らんが、ふつう柔術では、黒帯の部でも「ヒールはダメ。アキレスや膝十字やアンクル自体はアリだけどは、その形から膝をねじるよーな極め方はダメ」ってのが通念。で、このクリップをどー見ても、Jaredの膝はねじ曲がってる。てかこりゃひどい。よーするにミスジャッジだにゃ。(この大会用の特別なルールがない限りは)

でもま、アメリカ柔術界ではこんなのは日常茶飯事なんだよな。ルールを把握してないレフや選手は相変わらず多い。こっちでは「柔術」の定義がおおざっぱなままだからね。たいでいの道場では、普段のスパーにおいて、試合同様の細かいルール設定なんかしてないでしょ。青帯まではヒールはダメとか、手首極めるのはナシとか、それぞれの道場がそれぞれの決まりを持ってるだけで。「試合」のことをほとんど意識せずにスパーしてる人も多いだろうし。ちなみにうちの道場では、青帯までは足関節全部禁止。紫以上は、試合で反則のヒールを含めて全部アリ。同じく試合で反則のバイセプスロック(プロレスのキーロック=筋肉潰し)やネッククランクも全然OK。全部せんせが率先して極めてくる。だからうちの道場には、試合でアキレスへの対応がまったくできずに負ける青帯とか、紫になったから喜んでヒールを試合で使って反則負けになった奴とかがいる。

反則が増えたりイイ加減なジャッジが横行するのは当然良くないことだけど、でも俺はこういう「『柔術』がおおざっぱに存在してること」自体はけっこう好きなんだよな。柔術が普及する時の最大の売りが「VTでの強さ」だったのは間違いないんだから、ヒールに対応できないのはマズいし、俺は藤波ファンだったから(プロレスで言うところの)キーロックにもこだわりたい。でも同時に各種オープンガードやハーフからの、競技柔術だからこそ発達したスイープには、やっぱり強くこだわりたい。ルールに縛られて柔術が狭くなることはヤだけど、ルールという制限の中でこそ発達した高度な技にも価値を見る。いーんだよ矛盾してたって(笑)。

このクリップの試合に話を戻すと、Joao Silvaが意図的に反則を犯したかどーかは分からん。別に膝を壊す意図が無くても、足首を強く極めよーとするなら、外掛け方向か内掛け方向に自分の体を回転するのはおかしくないし。でもJoaoのことだから、反則だろーが相手の膝が壊れよーが関係ねーや、というノリだったよーな気は非常にする。あそこまでイッてれば、膝がヤバいの分かるだろ普通。

ついでなのでこのJoao について少し。彼は「レカを囲った絶倫中年」ことアロイジオ・シウバの息子。息子の彼も新黒帯としてよく試合に出て来るけど、正直勝ったところはあまり見たことない。でもアロイジオ軍団の若大将としていつもめげずに闘ってる。その姿勢はとても立派だと思うけれど、闘争心が強すぎて、負けると相手と握手もせずに帰っちゃっうとか、ミドルフィンガーを出すとか、もめごと起こすとかいろいろやらかすので、はっきり言って「悪ガキ」というイメージが強い。いかにもそーゆー顔してるし。また、このアロイジオ軍団は独特のやかましいウォークライみたいなのよく合唱する。こないだJoaoは自分の試合中に、応援団に要求してこれで一緒に吠えて気合いを入れてた。ハタから見てるぶんにはオモロいけど、自分が対戦相手だったらひたすらうざいと思う。

柔術オタクとしてこのネタでまだまだ書けることはあるが、いい加減にやめる。

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