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Random Thoughts on BJJ, Pro Wrestling, MMA, etc.
Wednesday, December 31, 2003
Marcelo Garcia 教則DVDレビュー(?)
今年(こっちはまだ年明けてないのよ)のアブダビに突然現れたガルシア(「ガッシア」なのかも知れないけど、面倒なので今は「ガルシア」にする)。国奥を子供扱いし、シャオリンを秒殺し、ヘンゾも圧倒して優勝。この結果だけを聞いた時も、いったいどーゆー奴が出て来たのかと思ってたけど、映像を見てみたらまたまたびっくり。シャオリン戦。スタンドで相手の腕を引っ張ったと思ったら、次の瞬間にはもうバックを制してる。で、さらに次の瞬間にはもうチョークを入れてる。相手がどんなに暴れてもおかまいなし。なんじゃこりゃ? めちゃくちゃ速い。それにこの動きはなんだ? 基本的にはレスリングと柔術の融合なんだろーけど、なんか違う・・・。
ヘンゾ戦でも独特のバタフライ系のオープンガードで自在にコントロール。ひっくり返したと思ったら、次の瞬間にはひゅっとパス。あれ? なんでこんなにあっさりヘンゾからパスとれんの? なんか特別なことをしたか? やっぱこの人、根本的になにか違う。なにがどー違うのかはよく分からんが。いやま、速いことだけは確かだけど・・・。
そんな驚異のガルシアが、自分がアブダビで使ったテクを余すとこなく(?)披露したのがこのDVD。かなりすごい。シャオリンが何も対応できなかったアームドラッグの技術&バックの制し方&チョークの取り方、ヘンゾを圧倒したオープンガード(X-Guard と Butterfly Guard)&パスガード技術の数々が全部説明されてる。しかしこの人、こんなに自分の秘密をバラしちゃっていーのか?(いや、本当に大事な部分は隠してるのかも知れないけど) しかも各巻末には、ガルシア自身がアブダビで、今説明したばかりの技を実際に使ったシーンが収録されている。正直俺はこのDVD見てはじめて、この人がアブダビで何をやってたのか(多少)理解できるよーになった。で、さらに最後の六巻では、ガルシアがアブダビで使う機会のなかったサブミッションの数々も収録されている。どれもちょっと変わってて、他の教則ではあまり見たことのないモノが多い。説明はあえて英語の吹き替えを使って、細かいところまでカヴァーしている。
2002-2003のアメリカは柔術やNHBの教則Vラッシュの年だったけど、これは最強だろ。近年値下げ競争がどんどん激しくなって来てるこの業界(DVD1枚$16とか)にあって、このセットは6枚で$150という強気の値段設定。でもその価値は十分にあるよ。とにかくタイムリーだしね。さすがに業界老練のPaul F. Viele が作っただけある(一昔前に、業界に革命を起こしたうちのせんせの教則や、スペーヒーの教則を作ったのもこの人)。いや正直、俺はこの人にはあんまりいい印象ないんだけどね。いつもUGフォーラムで商売敵のことをクサしては不毛な罵倒合戦やってるし・・・でも今回、これだけのもんを作ってのけたことは賞賛せざるをえない。
俺はこれ、まだ一度ばーっと見ただけで内容は全然消化できてないんだけど(ま、茶帯くらいの実力になってからのほうが、このDVDのありがたみはよく分かるのかも知れんしね。また俺は、これに限らずどの教則テープの内容も、完全マスターしようなんて最初から考えてない。そこに自分の知らないテクが10個紹介されてたとして、何度も何度も見て、スパーで試行錯誤した後、そのうち3つが自分のモノになれば万々歳)、ホントすごく新しいっーか、単にテクの内容が新しいというだけでなく、その背後にある根本的な考え方も変わって来てるんだなーって感じるよ。
例えば、ガルシアは自分で柔術家と言ってるけど、もうエリオグレイシー的な意味での「柔術」はここにはほとんどないんだよね。「サブミッショングラップリング(No-Gi柔術)」という競技の中でいかに勝つか、ということに徹底した方法論のみが説明されている。「護身術としての柔術」なんて考え方はまったくない。ガルシアはそのために、とにかくスピーディーに動き、相手の先を行き続けることが大事、と繰り返し教える。エリオのよーに「力の弱い者が、強い者を時間をかけて、忍耐強く制する」なんて考え方はもう消えてる。紹介されてる技も、いかにも昔の柔術的な「ゆっくりじわじわ、スキを作らず詰めてゆく」的なのは皆無で、どれもこれも、とにかくスピードを使って「相手が反応する前にやっちゃう」系の技ばっか。
っても別に、ガルシアが紹介するのは、特別運動神経がいい人間とか、力のある人間じゃなければできない動きってわけでもない。反復練習を丹念に繰り返せば、俺みたく多少鈍いヤツでもできるよーになれそーなものばっか(はい、願望入ってます)。身体能力で圧倒するレスラー的な技でもなく、でも古き良き柔術みたくねばねばじっとりやるもんでもない、スピーディーでクールな(←自分で書いてて非常にダサいが)技術の数々。そーゆー点で、このガルシアの教則DVDは、アメリカでも去年あたりから急激に大会が増えてきた「サブミッショングラップリング(No-Gi柔術)」という新しいスポーツの魅力を象徴してると言えるんじゃないかな。いろんな意味でカッティングエッジです。
とにかく、このDVDにある技術、2004年のアメリカサブミッショングラップリング界で流行るんじゃないかな。興味ある人は、http://www.groundfighter.com/ で買えるよ。ついでにその横にある、うちのせんせのレトロセットもDVDになったのでチェックしてみてくれ。
ヘンゾ戦でも独特のバタフライ系のオープンガードで自在にコントロール。ひっくり返したと思ったら、次の瞬間にはひゅっとパス。あれ? なんでこんなにあっさりヘンゾからパスとれんの? なんか特別なことをしたか? やっぱこの人、根本的になにか違う。なにがどー違うのかはよく分からんが。いやま、速いことだけは確かだけど・・・。
そんな驚異のガルシアが、自分がアブダビで使ったテクを余すとこなく(?)披露したのがこのDVD。かなりすごい。シャオリンが何も対応できなかったアームドラッグの技術&バックの制し方&チョークの取り方、ヘンゾを圧倒したオープンガード(X-Guard と Butterfly Guard)&パスガード技術の数々が全部説明されてる。しかしこの人、こんなに自分の秘密をバラしちゃっていーのか?(いや、本当に大事な部分は隠してるのかも知れないけど) しかも各巻末には、ガルシア自身がアブダビで、今説明したばかりの技を実際に使ったシーンが収録されている。正直俺はこのDVD見てはじめて、この人がアブダビで何をやってたのか(多少)理解できるよーになった。で、さらに最後の六巻では、ガルシアがアブダビで使う機会のなかったサブミッションの数々も収録されている。どれもちょっと変わってて、他の教則ではあまり見たことのないモノが多い。説明はあえて英語の吹き替えを使って、細かいところまでカヴァーしている。
2002-2003のアメリカは柔術やNHBの教則Vラッシュの年だったけど、これは最強だろ。近年値下げ競争がどんどん激しくなって来てるこの業界(DVD1枚$16とか)にあって、このセットは6枚で$150という強気の値段設定。でもその価値は十分にあるよ。とにかくタイムリーだしね。さすがに業界老練のPaul F. Viele が作っただけある(一昔前に、業界に革命を起こしたうちのせんせの教則や、スペーヒーの教則を作ったのもこの人)。いや正直、俺はこの人にはあんまりいい印象ないんだけどね。いつもUGフォーラムで商売敵のことをクサしては不毛な罵倒合戦やってるし・・・でも今回、これだけのもんを作ってのけたことは賞賛せざるをえない。
俺はこれ、まだ一度ばーっと見ただけで内容は全然消化できてないんだけど(ま、茶帯くらいの実力になってからのほうが、このDVDのありがたみはよく分かるのかも知れんしね。また俺は、これに限らずどの教則テープの内容も、完全マスターしようなんて最初から考えてない。そこに自分の知らないテクが10個紹介されてたとして、何度も何度も見て、スパーで試行錯誤した後、そのうち3つが自分のモノになれば万々歳)、ホントすごく新しいっーか、単にテクの内容が新しいというだけでなく、その背後にある根本的な考え方も変わって来てるんだなーって感じるよ。
例えば、ガルシアは自分で柔術家と言ってるけど、もうエリオグレイシー的な意味での「柔術」はここにはほとんどないんだよね。「サブミッショングラップリング(No-Gi柔術)」という競技の中でいかに勝つか、ということに徹底した方法論のみが説明されている。「護身術としての柔術」なんて考え方はまったくない。ガルシアはそのために、とにかくスピーディーに動き、相手の先を行き続けることが大事、と繰り返し教える。エリオのよーに「力の弱い者が、強い者を時間をかけて、忍耐強く制する」なんて考え方はもう消えてる。紹介されてる技も、いかにも昔の柔術的な「ゆっくりじわじわ、スキを作らず詰めてゆく」的なのは皆無で、どれもこれも、とにかくスピードを使って「相手が反応する前にやっちゃう」系の技ばっか。
っても別に、ガルシアが紹介するのは、特別運動神経がいい人間とか、力のある人間じゃなければできない動きってわけでもない。反復練習を丹念に繰り返せば、俺みたく多少鈍いヤツでもできるよーになれそーなものばっか(はい、願望入ってます)。身体能力で圧倒するレスラー的な技でもなく、でも古き良き柔術みたくねばねばじっとりやるもんでもない、スピーディーでクールな(←自分で書いてて非常にダサいが)技術の数々。そーゆー点で、このガルシアの教則DVDは、アメリカでも去年あたりから急激に大会が増えてきた「サブミッショングラップリング(No-Gi柔術)」という新しいスポーツの魅力を象徴してると言えるんじゃないかな。いろんな意味でカッティングエッジです。
とにかく、このDVDにある技術、2004年のアメリカサブミッショングラップリング界で流行るんじゃないかな。興味ある人は、http://www.groundfighter.com/ で買えるよ。ついでにその横にある、うちのせんせのレトロセットもDVDになったのでチェックしてみてくれ。